2010年01月11日

「この人を見よ!」

                         佐賀県議会議員 土井敏行

新年あけましておめでとうございます。

「錦を着て郷土に帰ることを願う前に、先づ郷土を綿とすることを願え」


これは、わが郷土の誇り、故・田澤義舗(たざわ・よしはる)先生の言葉であります。
皆さん、田澤義舗という人物を御存知でしょうか。下村湖人著、小説「次郎物語」の登場人物である田沼先生のモデルになった人物です。1885年、鹿島に生まれ、後年「青年団の父」として全国に知られました。下村湖人は「この人を見よ」の著書の中でその偉業を紹介しています。明治、大正、昭和の三代を通して最も尊敬に値する人物とまで言われています。
彼の偉業は大きく分けると3つ。第一に青年団運動、第二に理想選挙を柱とする政治教育運動。第三に労働協調運動です。
第一点については田澤の青年団運動が全国へ広がり、最盛期には三百万人を超える団員がいたことからもその影響力の大きさが伺えます。
この地域主義、地域主権そのものともいえる田澤の言葉・精神を今こそ生かさねばならないと、昨今の政治の昏迷の中で強く感じます。今年は田澤生誕125周年。
「この人を見よ!」



Posted by 自民党佐賀県連 at 17:49
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