2013年06月10日

本当の意味での政治を考える

本当の意味での政治を考える

自民党さが青年局ClubLiberty担当 古賀陽三


本当の意味での政治を考える



昨年の衆議院選挙で自民党が政権に復帰して間もなく半年が経とうとしています。
これまでの間、安倍政権が掲げるアベノミクスに対する期待値は大きく、それが為替や株価に表れており、円安によって輸出企業は業績が上がり、株などを持つ人は大きな得をしたんだろう。こういったことは極々一部の話で、地方が果たして実感をしているのか?地方に身を置く企業の業績up、そのことで地域で働く人の賃金upにより財布が少しでも潤うにはまだまだの様な気がしてならなりません。 
現に、もう間もなくボーナスシーズン。見通しを聞いてみても、『期待薄』が多いように思えてならない。まだ、政権交代から約半年と言われればそれまでかもしれませんが、
地方に暮らす一人でも多くの人が本当に実感できるには・・・まだ少し先なのか?果たしてそこまでの事が可能なのか?と正直に思ってしまいます。
まだまだ多くの地域には、今を必死に耐えている人がいることを、政治は忘てはなりません。

さて、今年7月には参議院議員選挙が行われます。昨年の総選挙の勢いのまま、今回の選挙も自民党『圧勝』のような雰囲気があり、既に、勝った気になっているような気配すらあるように感じてしまいます。
選挙は水物。今一度、気を引き締めなければならないと思います。ある意味、今乗りに乗ってる自民党。こういった時こそ、地方にしっかりと目を向け、地域の様々な声を大切にしてもらいた。私は、『人の気持ちに寄り添う』そんな政治であり、『常に同じ目線でいることのできる』政治家であるよう心掛けたいと思います。

また、今回の参院選からインターネットを活用したネット選挙なるものも解禁になります。このネット選挙について以前から騒がれているようで、新聞報道等よく目にするし、耳にします。佐賀県でもそれぞれの政党にネットの活用なんかについての取材が行われているようです。

今回、ネットが解禁されることが"選挙戦"を進めて行く上で『すごく有利になる』と捉えられているんだろうな?確かに、日頃の活動や政治に対する想いを幅広く伝えるためには解禁されることも悪くはないだろう。国政選挙をはじめ各級選挙が行われるが、善し悪しは別にして、単純にこの"選挙戦"だけを考えた場合、特に地方議会の選挙において、また、地域性にもよるのでしょうが、この佐賀においては、住んでいる地域や生活者の実態や実情を自分の目や耳そして手足を使ってどれだけ感じとることができるか、アナログ的な活動の方が一番必要だと思っています。

そんなにネット選挙だと騒ぐことなのかな・・・?と正直に思ってしまいますが、今回初めて導入される制度、参院選終了後色んな課題など見つかるだろうし、批判ばかりしていても仕方がないので、選挙期間中の新たなツールを一つ得たと前向きに捉えてみようと思います。気のせいかも知れませんが『ネット選挙だ、ネット選挙だ』と騒ぎすぎているような気がしたのと併せて、最近、動きが鈍い私自身への戒めの意味を込めて書かせてもらいました。

新たな気持ちでやっていきます!



Posted by 自民党佐賀県連 at 13:32
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